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日本発IoTスタートアップ ソラコムの「今」をお伝えします

8月/9月のIoT記事まとめ

こんにちは。ソリューションアーキテクトの今井です。

毎月、IoTやSORACOM関連のブログやスライドをピックアップして「IoT記事のまとめ」をお送りするこのコーナーに初登場となります。今後ともよろしくお願いします!

今回は8月と9月の合併号としてお送りいたします。

 

8月

blog.tacck.net

しろボタン(SORACOM LTE-M Button for Enterprise)の簡易位置測位機能で取得できる位置情報とスマホのGPSの位置情報を視覚的に比較するアプリケーションを作ってくださっています。わたしもよく「ボタンで取れるのは基地局ベースの情報なので、あくまで『概算』ですよ〜」とお客様に説明しているのですが、こうやって実際に可視化されるとイメージが掴めていいですね!

記事中には「x-soracom-geo-positionから位置情報を取って・・・」という具体的なところまで書いてくださっていて大変感激です。あと、MySQLのST_DISTANCE()関数はMySQL 5.6.1から追加された関数なんですね。この記事を拝見して初めて知りました。勉強させていただいております!

 

また、8月はM5Stackの3Gモジュールの記事が多かったです。7月に発売したこのデバイス、みなさんに触ってもらえていてうれしいですね。

dev.classmethod.jp

M5Stackの3G拡張ボードを開封から実際に使ってみた様子をとりあげていただきました。この記事を追っていただければひととおり動かすところまでいけますので、これから試す方はぜひ。また、消費電力の実測なんかも行った情報を公開頂いていたりして大変ありがたいですね。

 

qiita.com

続いては弊社のエバンジェリストのMAX(松下)が書いたQiitaの記事です。話の発端は社内で「GPSで位置情報取得してSORACOM Harvestにデータを投げるデモを作るか・・・おおおおお!?3GモジュールとGPSモジュールでGPIO PINがかぶっていて共存できない!」という話になったところからです。この記事では、GPSモジュール側の基板上の回路を変更することにより利用するPINを3Gモジュールとかぶらないようにする方法、そしてそれをソフトウェア的に利用する方法を解説してくれています。

GPIO PINはGPSだけでなく、他のモジュールとの利用でも競合するそうですので、同様の話にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。なお、記事中にもありますが「物理的に不可逆な改造」を含む作業なので、くれぐれもお気を付けください。

 

note.mu

こちらは先の方法でGPSモジュールと3Gモジュールを共存させて実際に利用されている例です。阿波おどりの連の場所をリアルタイムにレポートするための端末として利用されています。とてもいいですね。画面がついているので屋外や移動中での利用時にも動作確認等が簡単なM5Stackのいいところをうまく活用されていると思います!

 

さて、M5Stack関連の記事も出揃って来たのでわたしも家に積まれているM5Stackを掘り出すかな・・・・ 

 

qiita.com

M5Stackから離れて、総合格闘技系の話をもうひとつ。こちらはRaspberry Pi ZeroとUSBカメラを使って、水田に水が張られているかどうか、給水されているかどうかを定期的に判定して通知するというを作って実際に運用されている、というお話です。

ソーラーパネルで電源を確保しながら、タイマーリレーで1時間おきに起動する仕組みにすることによって消費電力を小さく抑えるという、非常に現実的なしくみをつくって、そして実際に今年の夏で運用されたということで、本当に脱帽です。

上の阿波おどりの記事のまとめにも書かれていましたが「数年前はできなかったことが、クラウドが提供する各種機能やデバイスなどが簡単に手に入るようになって、いまでは数百円〜数万円でできてしまう」というコメント、まさに同意です。そしてそれを実行移す方たちが増えてきて本当に嬉しいですね。

 

9月

qiita.com

こちらは幼稚園9月号のふろくとして話題になったセブン銀行のATMを改造して「ATMに表示(実際には物理的に貼られている)されたQRコードをスマホで読み取ってウェブアプリへアクセス、引き出し操作を選択すると実際にお金がATMから出てくる」というアプリケーションをend-to-endで実装されています。記事の末尾に動作デモの動画がついているのでまずはぜひそれを見てみてください。

ATMのコントローラとしてWio LTEを使い、クラウドとはMQTTで接続されているのをみて「ああ、そうなるよね!わかるー!!!」となりました。I2Cのモータードライバ用のライブラリを必要に応じて修正したり、動かしてみて電圧が足りないことが発覚して急遽電池を追加するなど、本当に総合格闘技感あってすごいです。

 

dev.classmethod.jp

こちらはソラコムのソリューションアーキテクトのtakipone(大瀧)がNW-JAWSという、JAWSUGの中でもネットワークに特化した勉強会で発表をしてきてくれた様子をレポート頂いてます。AWSのうえに実装される仮想ネットワークとしてのSORACOMという、普段あまり語られることのない切り口でアツく語ってくれています。AWSという素晴らしいクラウドサービスがあるからこそ実現できているSORACOMというサービス、これを使って「SORACOMがあるからこそできた○○」がたくさん生まれてくることを祈りながら仕事をしています!You create, we connect.

 

tetsuro-ito.hatenablog.com

そしてこちらは、手前味噌ですがわたしが発表させていただいたイベントのまとめブログ記事です。Data Pipeline Casual Talkという、データを活用するために必要なすべての前処理のノウハウやTIPS、ハマりポイントを共有しようという大変尊い勉強会です。わたしの発表としてはSORACOM BeamやSORACOM Funnelを使ったデバイスからクラウドへのデータ送信の話に始まり、それを活用するためのデータストアのひとつの選択肢としてのElasticsearchについての話をしてきました。きっかけは、クラウド側のデータストアの選択肢としてElasticsearchをおすすめすること/選択することは結構あるものの、しっかりと内部まで網羅的に理解していたかというとそうでもないということに気づいたので、一度しっかり中身を理解しておこうと思い立ったということがあります。自分で言うのもなんですがかなりディープな話になっているので、ご興味ある方はぜひ。

 

今回たくさんの記事を見て回っていく中で気づいた点があって「ソラコムのMAXさん(注: エバンジェリストの松下のこと)と○○(イベント名)でお話して盛り上がったので、それを実装してみました!」とコメントくださっている方が何人もいらっしゃいました。これはエバンジェリスト冥利につきますね、本人とても喜んでいると思います!

 

さて、今回はこのへんで。10月もIoT記事をご紹介していこうと思っておりますので、ブログを書いてみた!という方は @SORACOM_PR までご連絡くださいね。お待ちしております!

 

ソラコム 今井