SORAZINEは、世界中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会をビジョンに掲げるIoTプラットフォーム SORACOMのメディアです。

日本発IoTスタートアップ ソラコムの「今」をお伝えします

7月のIoT記事まとめ

こんにちは!ソリューションアーキテクトの今井(factory)です。あっという間に8月になってしまいましたが、7月のSORACOMやIoT関連の記事まとめをお送りします。

7月は・・・2日にSOARCOM Discovery 2019(もうずっと前のような気がします笑)が開催され、約3000名のお客様に足を運んでいただきました。そこで発表された新サービスについてブログを書いてくださっている方がたくさんいらっしゃり、嬉しい限りです!

SORACOM Funk関連

SORACOM Funkはデバイスから直接AWS LambdaやGoogle Cloud FunctionsなどのFunction as a Serviceを呼び出せるサービスです。これまでは同じことをやろうとすると、例えばSORACOM BeamとAmazon API Gateway経由でAWS Lambdaを呼び出す必要がありました。SORACOM Funkでは直接クラウド上の関数が呼び出せますので、例えばセンサーからの入力値の形式変換処理を行い、データベースサービスに保存、処理の結果をマイコンに返す、といった一連の処理をあたかもデバイス上で実行するような感覚で処理を実装していくことができます。

では関連記事をみていきましょう。

@kkimuraさんによるSORACOM Funkの紹介と触ってみた所感です。冒頭でSORACOM Funkのいいところをまとめてくれていますが、これは中のひとも何度も読みたいいいまとめですね。ありがとうございます。書いてくださっているように、SORACOM Funkの場合、途中にHTTPやMQTTによるメッセージの搬送なしに、直接AWS Lambdaなどを呼び出せますので、セキュリティや運用などの管理の手間を少なく(言い換えればリスクを抑えて)、デバイスからクラウドのメリットを活用することができるようになります。

@keni_wさんによるSORACOM Funkの紹介です。ありがとうございます!こちらでは、しろボタンひげボタンからの利用を試してくれています。

 

こちらは@NaotoFujihiroさんによるバイナリパーサーについての記事です。というところからの若干のこじつけ感はあるのですが笑、SORACOM Funkの使い方のひとつとして、こういう用途につかうというのもありかなと思います。複雑なバイナリのパースはSORACOM Funkを使って好みの言語で、というのがあります。またバイナリパーサーでは条件分岐などができませんので、そういった処理が必要な場合もSORACOM Funkの登場シーンとなるのではないでしょうか!

SORACOM Napter関連

SORACOM NapterはIoTデバイスへのリモートアクセスを簡単かつセキュアに実現してくれるサービスです。下記のように、対象の回線(SIM)を選んでアクセスしたいポート、アクセスしたい期間、ソースIPアドレスを指定するだけで、一時的にグローバルなIPアドレスとホスト名を払い出してくれます。ソースIPアドレスとアクセス可能な時間がコントロール可能ですので、セキュアにリモートアクセスが実現可能です。

f:id:imai-factory:20190801114615p:plain

これまでは同様のことを実現するにはSORACOM Gateを利用する必要があり、更にその前提となるSORACOM CanalやSORACOM Direct、SORACOM Doorが必要でした。常時、多数のデバイスに対してリモートアクセスを提供するようなユースケースでは有効なアプローチですが、たまにしか使わない、というようなケースでは運用面、費用面が少し重かったのも事実です。SORACOM Napterはこういったケースにピッタリはまってくれるはずです!

能書きが長くなりましたが、ブログ記事をご紹介していきますね。

@datafocusさんによるSORACOM Napterやってみた、という記事です。ひととおりのウォークスルーをスクリーンショット付きで書いてくれていますので、自分で触る前に読んでみていただくと、具体的な設定作業の具体的なイメージが湧いてくると思います!

そしてこちらは再び@kkimuraさんによるSORACOM Napterの記事です。いつもありがとうございます!こちらの記事ではSORACOM CLIによる設定をウォークスルーしてくれています。実際の運用に利用する際には作業をスクリプト化しておくことはとても重要です。ぜひこの記事を参考にして自身の運用スクリプトを用意してみてください。

 

M5Stack 3G拡張ボード関連

f:id:kyoqoo:20190801132424p:plain

SORACOM DiscoveryではM5Stackの3G拡張ボードの発売もアナウンスされました。M5StackはESP32、ディスプレイ、スピーカーと各種拡張インターフェイスのついた開発キットで、Arduino IDEによって開発が可能です。Stackという名の通り、いろいろな拡張モジュールを重ねていくことができるのがその特徴です。今回発表した3G拡張ボードも、M5Stackにスタックするだけで利用できる3G通信モジュールです。M5Stackのお手軽さをそのままに、SORACOMの通信機能をアドオンできる拡張ボードです!

 

ここではid:o_chicchiさんの一連の記事をご紹介したいと思います。なんと3本立てで、利用開始からSORACOM Harvestへのデータ送信、さらに拡張センサーとの組み合わせの構成について語ってくれています!(3本あるのでタイトルのみの表示とさせてもらいました)

 

M5Stack用の3Gユニットを買ってみました(その1) #SORACOM #discovery2019 - まりぱらおーぐ

まず「その1」では3Gに拡張ボードのハードウェアセットアップと3G接続、そしてそれをSORACOMコンソールで確認するところまでを語ってくれています。(私自身、参考にしていたり笑)

 

M5Stack用の3Gユニットを買ってみました(その2) #SORACOM #discovery2019 - まりぱらおーぐ

「その2」ではSORACOM Harvestへのデータ送信を試してくれています。Arduino IDEでの操作手順まで解説してくれているので、これをそのままたどっていくだけでデータの可視化までひととおり体験できちゃいます!

 

M5Stack用の3Gユニットを買ってみました(その3) #SORACOM #discovery2019 - まりぱらおーぐ

そして「その3」は応用編的に最近話題(?)のオムロンさんの絶対圧センサーを接続し、そのデータをSORACOM Harvestへ送信する、という組み合わせを試してくれています。

 

とてもいいシリーズですね・・・!この3本の記事をたどれば、SORACOMのサービスやM5Stackの3G拡張ボードの使い方はもちろんのこと、M5Stackそのものの使い方もひととおりウォークスルーできて、その後の自身の開発に繋げられると思います。すばらしい記事、どうもありがとうございます!

まとめ

今回はSORACOM Discovery 2019での新発表を軸にIoT関連の記事をご紹介してきました。SORACOM Harvest FilesやS+カメラなど、実は他にもたくさんの新発表があり、今回だけではカバーしきれませんでした。これらについては次回以降ピックアップしていきたいと思いますのでお楽しみに!