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社員レポート#2 〜 事業開発 〜

みなさまこんにちは、ソラコムバックオフィス担当の平です。 2週間ほど前から始まった社員レポートシリーズ(初回のレポートはこちら)、少し時間が空きましたが今日は第2弾のお知らせです。今週来週でお盆休みに入られる方も多いと思いますが、ぜひ休暇の合間に眺めていただけると幸いです。

2回目の今日は事業開発(Business Development)職を特集します。 進化のスピードがとても早く組織も柔軟なソラコムにおいては、一般的に言われる職種のイメージと実際に行われている仕事の内容が(その範囲や深さについて)異なっていたりする場合が多々ありますが、事業開発も正にそんな職種の一つです。さてどんな職種なのか、早速担当の高橋に深く語っていただこうと思います。

ーtaka、どうぞよろしくお願いします。

みなさまこんにちは、ソラコム高橋(taka)です。どうぞよろしくお願いします。

ー早速ですが、まずはソラコムでの事業開発(Business Development)職について解説をいただけるでしょうか?

Business Development (以下 BD)という職種は、日本語では「事業開発」と言われることもあるポジションですが、ソラコムにおける BD は時に Business and Development と言われたり Business Developer と言われたりすることもあります。 というのも、ソラコムにおける BD は、SIM の作成やリファレンス・デバイスとして販売する端末の選定や調達といった業務も担当しており、エンジニア・開発者的な業務内容も多くなることがあるためです。

ーなるほど、Business Developer・・確かに一般的にBD(事業開発)に対して持たれているイメージとは少々違いますね。

もちろんビジネス面においては、新しいサービスを世の中に出すにあたっては、サービスの内容や提供条件を整理したり、お客様に対して提供する料金の仕組みや価格設定を考えたりといった企画系の要素もあります。

また、ソラコムの場合 MVNO として携帯電話(セルラー)ネットワークを提供しているため、調達元である MNO と交渉や日常的な運用について協力しながら行うことも必要です。特にソラコムでは日本だけでなく、お客様にグローバルに使っていただける IoT プラットフォームを目指しているため、海外の携帯電話キャリアとの関係構築も必要になります。

ー具体的にはどんなスキルが求められる職種ですか? BD に必要なスキルセットとしては、まず携帯電話を中心とした通信業界もしくはクラウドの技術への十分な理解のいずれかはプロフェッショナルとして十分な経験をお持ちであることを期待しています。

併せて、リファレンスデバイスの取り扱いをはじめ、センサーやゲートウェイに関する知識を必要とされることも多いため、特にセルラー関連デバイスを扱われた経験があるとより仕事をしやすいと考えます。

その上で、ソラコムが提供する価値を正しくお客様やパートナー様にお届けするためという観点で、その他の領域についても十分な知識や経験をお持ちの方を求めています。

求めるマインドとしては、ソラコムの「リーダーシップステートメント」への共感と共に、特に BD においては、携帯電話や IoT の領域は、日々新しい技術やプロダクトが産まれることから、アンテナを高く張ることと共に自分で手を動かして試して・実践してみることが出来る方がソラコムの風土にはマッチしているのではないでしょうか。

ーふむふむ。(メモメモ) *補足:語り口はとても紳士的なtakaですが、新しい技術やプロダクトへの好奇心と飽くなきビジネスへの探究心は弊社のエンジニアも舌を巻くほどで、過去にはこんなブログも出しています。

taka (写真:SORACOM UG Tokyo #9 にて)

ー他にはどんな特徴がありますか?

BD は社内の各ポジションと協力しながら、個人・法人のお客様が IoT に取り組むためのハードルを一つ一つ取り除いて行くことを目指します。 IoT のビジネスはこれからまだまだ拡大が見込まれている領域です。通信の技術としても、デバイス側のハードウェアの領域でも、クラウドの環境もまだまだ進化を続けるチャレンジングな世界です。

ーこの世界に魅了されて、ある時は深センでWeChatPayを使いこなしていたり、ある時はフランス在住のメンバーと新しいデバイスを共同で仕入れていたりするんですねw 大変な仕事とは思いますが、側から見て何よりも楽しんでいるんだなぁという印象が強くあります! ーもう少し具体的に、「やっていて面白いなぁ」とか「大変だけどやりがいがある」と思うのはどんなところですか?

私は仕事としては BD ですが、個人としては “Maker” であり続けたいと思っています。 ソラコムとしては、勝手に使える・自分だけですぐに使い出すことが出来るサービスや、手軽に入手できる・欲しい時に個人でも1つからリーズナブルに手に入るリファレンスデバイスを提供するといった “Maker” にも使いやすいサービスであることを意識しています。こういったソラコムのサービスや特徴を活かして、お客様のビジネスがスケールしていくのを見ることはとてもやりがいがあります。

また、シンプルに「新しい技術」や「デバイス」を見たりするのが好きです。だいぶ「積み基板」も増えてしまいましたが(笑)

ー積み基板・・海外含め色々なところから取り寄せている姿が目に浮かびます 笑 ー最後に、先ほど「BD は社内の各ポジションと協力しながら」とおっしゃっていましたが、BD内でもメンバーで協力をされている形なのでしょうか?

はい、今はもう一人のBD(kenny)と役割分担しつつ密な連携を取りながらオペレーションをしています。 担当範囲が広いため – 海外オペレータを含めたキャリア・パートナーとの交渉を中心に業務を行う – デバイス方面を中心に商談初期からサポートまでを一貫して担当する ことのどちらか一方(両方でももちろん歓迎いたします)で仕事をしてみたい!という熱い想いを持つ方の応募をお待ちしております。

taka (写真:昨年のFamily Day BBQにて)

ーtakaやkennyと一緒に新規技術やデバイスについて熱く語る新メンバーの姿を見られるのは私も一チームメンバーとしてとても楽しみです!今日はありがとうございました。

社内でも定義が難しいよね、と最近はネタの一部にもなっている感のあるBDの仕事内容について、とうとう具体的に聞くことができました。みなさまにもソラコムではどういった役割があるのかについて少しでも伝わっていたら(あるいは「へぇ〜」と楽しんでいただけていたら)幸いです。

ソラコムでは一緒に働くメンバーを募集しています。 ご興味のある方はぜひこちらのサイトからご応募お待ちしております。

ソラコム asako 平